消費税増税反対について、景気が良くなるメカニズムと悪くなるメカニズム②
ある料理店の変遷
こんな題名を付けて、カントリーマアムの小さくなった理由を説明したいと思う。
とりあえず、図解が必要だなと思ったのでエクセルでそれっぽく作ってみた。
ちなみにラーメン屋にしたのは、消費税が5%から8%に上がったとき街頭のインタビューで料理の値段が3%以上、上がっていることに不満を述べていたサラリーマンのおっさんが居たのが印象的だったからです。
社会人やってれば、特にサラリーマンであれば、どっかしらで売り上げだの経費だのは目にするわけでそこらへんを1ミリも理解せずに生きてきたんだなと感じたからです。
税抜き500円のラーメンが・・・
ざっとこんな感じで、ラーメン屋の年収を守るとラーメンの値段は3~3.5%程度上昇するのです。
そういう事で消費税が5%から8%に上がった際、税抜き100円のコンビニのパンが1まわり小さくなったり、 ポテチの量が減ったり、カントリーマアムがちっちゃくなったりしたのです。
しかも、その①で取り上げたのと同様、給料が高くなる要素はここには全くありません。この例のラーメン屋も売り上げを維持できれば、年収は下がりませんが生活費は増税分高くなるので、生活は苦しくなります。この制度に例外の業界は存在しません。
次回は、税収減の簡単なメカニズムと消費税廃止した際の効果を書きたいと思います。